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俺が一浪して大学に通っていた時の話です。
特に部活をやるでもなく、かといってバイトに燃えるわけでもなく、
なんとなくダラダラとすごしていたある日、
「Y君もこない?」
と同じクラスのHさんに、とあるボランティア活動に誘われた。
俺はスペイン語を専攻していたのだが、ボランティアの
内容は、出稼ぎに来てる日系ブラジル人や、ペルー人などの子供と遊んだり、
言葉が出来ず困っている日系人の相談のお手伝いをする、といった
感じだった。
「始めはわかんなくても、子供とかと話してたら結構上達するよ」
というHさんの言葉に、特に引かれたわけでもないが、まあ暇だったので
ついていって見た。
言ってみるとまあそれなりに楽しく、俺はいつのまにかそのボランティアの
中心メンバーみたいなことになっていた。確かにスペイン語は上達するし、
ポルトガル語も覚えることが出来る。
ジャナさんと仲良くなったのは、俺が平日に、とある自治体で、
相談所の通訳みたいな手伝いをして.....続きはこちら→
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